給与分析で検算値と比較する場合に許容誤差を指定してその範囲内であれば問題なしとする機能を追加しました。
給与分析の検算(通常の検算・トリガー検算)を行う場合において、 当月値との差異が事前に設定した許容誤差範囲内であれば「問題なし」と扱うようにする機能を追加いたしました。
これまで給与分析において計算した検算値との比較を行う場合は、当月値と検算値が完全に一致した場合のみ「問題なし」としておりました。
しかし、計算ロジックの違い(所定労働時間の持ち方・単価の丸め方など)により実務上は許容される誤差が差異として表れ、分析結果で大量に「要確認」として検出されてしまい不都合となることがございました。
検算式を工夫することでこの差異を吸収することもできますが、検算式が複雑になり個々の分析設定を作成・修正する手間が大きくなってしまう課題が依然としてありました。
今回追加された検算値の許容誤差設定機能により、給与分析時に検算値と当月値の差異が事前に設定された範囲内であれば「問題なし」として扱うようになります。
許容誤差の範囲設定は分析設定の各項目ごとに行うことができます。分析設定画面で「検算する」を有効にすると、下図のように許容誤差を設定することができます。

給与分析時に検算値と当月値の間に差異があったとしても、設定した許容誤差範囲内に収まっている場合は「問題なし」と判定されるようになります。

なお、許容誤差の設定は通常の検算・トリガー検算で評価方法を「式で判定する」場合に対してのみ有効であり、それ以外の想定値との比較や前月値との比較ではこれまで通り完全に当月値と一致している場合のみ「問題なし」と判定されます。
また今回の機能追加にあたり、給与分析結果の詳細表示(上図)において当月値を右側に、期待値たる検算値や想定値を左側に表示するようにレイアウトを変更しました。差異は 右側の当月値 - 左側の期待値(検算値・想定値) で差を計算して表示します。
詳しくは、以下のヘルプページを参照してください。